副業をしている看護師は多い!
2019年からスタートした働き方改革によって、多くの企業や医療機関では、従業員の副業を解禁としました。看護師も例外ではありません。副業をする時間的及び心身の余裕があれば、副業をして収入アップも可能になったわけです。
公務員は副業NG
民間の医療機関で働く看護師は、職場が副業を認めれば本業以外の副業をして稼ぐことができます。しかし国公立の医療機関で働く看護師の場合には、公務員という扱いとなるため、残念ながら副業はできません。働き方改革が施工されても、公務員の副業は法律によって禁止されているからです。
どんな副業がおすすめ?
看護師のおすすめの副業は、自身がどんな働き方をしているかによって変わります。実際に副業をしている看護師にとっては、どんな仕事が人気なのでしょうか?
おすすめ1「単発勤務が可能なクリニック」
病床を持たないクリニックは、夜勤がきついと感じる看護師には人気がある職場です。クリニックで働く看護師の大半は、副業としてではなく本業として働いています。しかしクリニックによっては、週末の診療や夜間の診療に対応できる看護師を別途で必要としていたり、半日だけとか単発だけでもニーズが発生することがあります。そうしたクリニックは、普段は別の医療機関で看護師として働いている人にとっては、さっと即戦力として働ける副業として、人気があります。
どんな仕事をする?
クリニックでの副業は、通常の看護師が働かないシフトが多くなります。夜間診療や週末診療の対応がメインになると考えると良いでしょう。仕事内容は、基本的に外来クリニックで行うものと変わりません。しかし副業として行う場合には、即戦力となることが大前提となりますし、教育や研修などは一切行いません。
おすすめ2「健診センター」
年間を通して健診のみを行う医療機関もあれば、シーズン的に健診を行う施設や、巡回車などを使って健診を行う医療機関もあります。その場合、看護師のニーズは一時的なものとなるため、単発または短期間の仕事として募集をかけることが多いでしょう。副業として働くこともできる仕事で、看護師にとってはおすすめです。
どんな仕事?
全国的に、健診の仕事は4月から6月が繁忙期です。そのため、この時期には単発の仕事で副業しやすいですが、時期を外してしまうと働きたくても応募が激減してしまうので注意が必要です。仕事内容は、看護師の場合には採血とバイタルチェックがメインとなります。健診を受ける患者さんの案内業務などもありますが、それほど難易度が高いスキルが求められるわけではありません。
隙間時間で簡単に稼げる副業もおすすめ
不規則なシフト勤務で働く看護師にとっては、副業と言ってもどこかに出かけていくのは体力的にも時間的にもきついと感じる人が少なくありません。そんな人には、隙間時間を利用して自宅で簡単に稼げる副業もおすすめです。
不用品をネットオークションで販売
着なくなった服やバッグ、アクセサリーなどの不用品があれば、ネットオークションで販売できます。まずは身の回りの不用品を処分がてら販売してみてはいかがでしょうか?コツを覚えて慣れてきたら、仕入れたものを販売するというビジネス展開することも可能です。
写真撮影が好きな人なら写真販売
写真撮影を趣味としている人なら、自身で撮影した写真をネットで販売するという稼ぎ方もできます。近年では一眼レフの高画質カメラがなくても、スマホでとても高品質な写真を撮影できます。日常生活の中でふと気づいたものを写真に収め、それを販売してはいかがでしょうか?
今すぐ始められるポイ活もおすすめ
ポイ活とは、ポイントサイトを利用して稼ぐという副業です。ポイントサイトは数多くあり、それぞれアンケートに答えたり、クレジットカードを登録してショッピングすることで、ポイントを蓄積できます。貯めたポイントは換金しても良いですし、ショッピングの際に還元することもできます。隙間時間を使って簡単にさっと稼げる副業なら、ポイ活もおすすめです。
副業禁止の公務員看護師にもできることはある!
副業が禁止されている国公立病院の看護師でも、副業とカウントされない稼ぎ方はいくつかあります。
仮想通貨や株などの投資
公務員が禁止されているのは、主に労働して収入を得るという働き方です。そのため、仮装通貨や株、FXなどの投資によって稼いでも、それは副業による利益とはカウントされないので安心してください。
ブログやYouTube
ブログやYouTubeなど、自己表現できるプラットフォームに広告を付け、その広告収入を得るという働き方もまた、副業とはカウントされません。仕事のストレスをこうした自己表現で発散できますし、持っているスキルや経験談を世界中の人とシェアすることもでき、まさに一石二鳥な稼ぎ方と言えるでしょう。
ただし、企業秘密的な内容を暴露するのは、公務員であろうと民間の医療機関であろうとNGなので注意してください。