MENU

    看護師が当日欠勤するときに心掛けたいマナー

    目次

    看護師が当日欠勤する主な理由とは

    看護師の仕事は、夜勤があったり、シフトが決まっていたりで、休みにくい気持ちになります。しかし、いくら看護師でも、当日欠勤しなければならない事態が起こる場合もあるでしょう。それは自分だけではなく、誰にでも起こり得ることなので、言いづらくても、無断欠勤にならないようにきちんと連絡することが大切です。

    体調不良

    当日欠勤する理由として一番多いのは、自身の体調不良です。この場合、自分の体調が悪いのに無理に出勤してしまうと、患者さんやスタッフに移してしまったり、仕事上でミスをしやすくなったります。逆に迷惑をかけてしまうことになるので、無理せずきちんと休みましょう。

    また、家族の体調不良が理由の場合もあります。小さなお子さんや年配の両親など、自分以外の家族の体調不良でも、急に欠勤しなければならない場合があります。自身は元気なので言いづらいですが、感染症の場合だと自分にも移っている可能性もあります。自身の体調不良時と同様、遠慮する必要はありません。

    身内の不幸

    身内に不幸があった場合、忌引きで欠勤になることは、看護師以外の職業でも一般的にあります。この理由の場合は「しょうがない」と周囲も共通して理解できるので、他の理由よりは気にせずに欠勤を伝えやすいでしょう。

    当日欠勤するときの取るべき行動

    シフトが決まっている仕事で、休むに値する当然の理由がある場合は、当日欠勤もやむを得ないことです。しかし、「休ませてもらって当たり前」という態度はやめましょう。本当に申し訳ないという気持ちを込めて、伝えることが大切です。

    上司に電話する

    欠勤とわかった時点で、できるだけ早く上司に連絡をします。この場合、メールではきちんと伝わっているかどうかの確認が取れません。LINEでいいと許可がある場合以外は、必ず電話で連絡しましょう。

    上司にすぐに連絡が取れない場合は、いったんスタッフに欠勤を伝えて、再度上司に連絡を入れ直します。誰かに伝えておくことで、早く対処してもらえます。連絡が遅れるほど、他のスタッフに迷惑が掛かります。自分のシフトと代わってくれる人を自分が頼めない場合、対処してもらわなくてはいけないので、できるだけ早い段階で連絡してください。

    休む理由を具体的に説明する

    どんな理由でも、休む理由をはっきり、きちんと説明します。欠勤が続かないように、復帰の時期の見通しも連絡できるといいでしょう。

    体調不良なら、病院を受診すれば、どれぐらいの休養が必要かという見当がつくのではないでしょうか。家族の看病の場合は、自分以外に看病を頼める人がいないかなどを調整して休む日程と復帰の時期を決めましょう。

    身内の不幸の場合は、葬儀の日にちなどがわかれば、復帰の日程も立てやすいはずです。わかり次第、報告しましょう。

    当日欠勤した後の初出勤時に気を付けること

    当日欠勤後に仕事復帰する時、ちょっと気まずさを感じることがあります。しかし、当日欠勤は誰にでも起こり得ることなので、気にすることはありません。ただ、やはり急な欠勤で心配や迷惑をかけていることは事実なので、申し訳なかったという気持ちと、感謝の気持ちを示すことが大切です。

    欠勤後の初出勤時に謝罪と感謝の言葉を

    当日欠勤は仕方のないことですが、復帰初日には周囲のスタッフに、きちんと謝罪とお礼の気持ちを伝えましょう。「急にお休みしてすみませんでした」「代わりに業務していただいてありがとうございました」など、一言声をかけると、急な欠勤の穴埋めで仕事が大変であっても、相手もそんなに気分は悪くなりません。その後の職場の雰囲気にも影響するので、働きやすいように配慮したいものです。

    謝罪や感謝の気持ちを形で示す

    シフト的に、直接謝罪が言えない場合や感謝を伝えることが難しい場合もあります。そんな時は皆に伝わるように、ちょっとしたお菓子などを差し入れることで、気持ちを示す方法もあります。職場によっては必要ない場合もあるかもしれないので、臨機応変に、ルールに従って、謝罪とお礼を伝えることができるといいでしょう。

    謝罪や感謝の気持ちを勤務態度で示す

    欠勤明けにだらけた勤務態度では、周囲からの印象も悪く、信用もなくします。いつも以上に挽回するような働き方を見せると、謝罪や感謝の気持ちに信憑性も加わり、周囲の態度も優しくなります。いつもより早く出勤して準備するなど、自分にできる範囲でいいので、やる気を態度で見せましょう。

    当日欠勤は誰にでも起こり得る!だからこそ振る舞いに気配りを

    当日欠勤はやむを得ないことです。気にしすぎる必要はありませんが、気持ちよく働ける環境を保つ配慮は大切なことです。お互い様ですから、他の人が当日欠勤した時にも優しくできるよう、振る舞いましょう。

    しかし、中には当日欠勤しても当然のように振る舞う人もいます。そんな人間関係で悩みのある場合は、転職を視野に入れてもいいかもしれません。気持ちの伝わる職場で働きたいものです。

    目次